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プロフィール
HN:
まこさん
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1970/08/16
職業:
fromHEART代表
趣味:
居合道・フェレット
自己紹介:
こんにちは!
fromHEART代表
まこさんです。
ここでは、
ヒプノセラピスト・
ソーストレーナー・
心理カウンセラーのまこさんが、
日々の出来事や気づきについて書いていきます。どうぞよろしくお願いします。
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激痛に耐えながらの第1チェックポイント出発。

歩き始めはホント足を軽くしか曲げられず、
ロボットのように歩くことしかできません。あせあせ(飛び散る汗)

それでも、痛みに耐えながら歩を進めていきます。

ここで痛みに耐えかねてペースを落としているようでは、
時間内の完歩はおぼつかないと思い、むりやり歩き続けました。

実は100kmウォーキング参加を決めた時からこの時まで、
完歩できることを100%信じて疑いませんでした。
もちろん辛く厳しいだろうことを予測して準備と体調を整えてきた訳ですが、
不思議とゴールした時の感動とか喜びしか浮かばなかったんですよね。

でもこの時初めて
「痛みに耐えながらでも100km完歩はできると思う。でも、後半になってこれ以上痛むようになったら、
制限時間内に完歩できるかな・・・・。」という考えが頭をよぎりました。

いままで100%完歩を疑っていなかった自分でしたが、
おそらく2%程度だったと思いますが、初めて完歩を疑う気持ちがでてきました。

その時僕を救ってくれたのは一緒に歩いていたたむごんでした。

たむごんはそんな僕の気持ちなど知る由もない訳ですが、
それまでと同じように時速5kmほどで歩き続けていきます。

そのたむごんに遅れまいと必死に歩いていくことで、
ペースを落とさずになんとかこの時の苦境を乗り切る事ができました。

実は最後の90~100km区間を除くと、この30~50kmの20kmが一番辛かったんですよ。
普通は60~70km区間あたりでリタイアする人が多いそうです。
もちろんリタイアする気はまったくありませんでしたが、
人とは違うところで苦しんでいた訳ですね。

足の痛みが辛いだけで、体力的にはまだまだ平気だったのも幸いしたと思います。

途中、三谷というところでお祭りをやっていました。
山車が数台並んでいたのですが、ポスターをみると山車が海の中へ入っていくようです。

すごい!見てみたい!と思ったのですが、まだ時間は5時30分。
おそらく山車が海へ入るのは7時ごろなので、
ここでそんなに時間を使う訳にもいかず、断念しました・・・。

今思うとこんなこと考えられてたんだから、たいした苦境じゃなかったのかもあせあせ(飛び散る汗)

そんなこんなで、41km地点の第2チェックポイントへとやってきました。
ここはラグーナ蒲郡のすぐ目の前のコンビニの駐車場の一角にあります。

夜のラグーナは奇麗でしたが、こっちはそれどころじゃありません。
太ももの痛みは第1チェックポイントの時よりさらに激しくなっています。

エアーサロンパスやオーラソーマのポマンダーでケアしていると、
いつの間にかたむごんがいない!?

何処いったんだ?と思ってあたりを見渡してみると、
なんと足のマッサージを受けていました。

実は過去の大会で完歩した人たちがボランティアでサポーターをしてくれているのですが、
その中のマッサージの出来る人達が各チェックポイントでマッサージをしてくれるているのです!

第2チェックポイントを出発してしばらく歩いていくと、たむごんが、
「すげーいいよ!痛みが引くわけじゃないけど、足が楽になってる!
次のチェックポイントでやってもらった方がいいよ。」
と言うので、次は絶対やってもらおうと思い歩き続けました。

休憩して足が冷えると次に歩き出す時に激しく痛いけど、
しばらく歩いてだんだん筋肉が温まってくると多少ましになるので、
信号待ちの時もひたすら足を動かしていましたね。

このあたりから肩も痛くなってきました。
スタートから数えて12時間以上リュックを背負いっぱなしなので、
メチャメチャ肩がこっていたんですね。

次の51km地点、第3チェックポイントでは到着と同時にマッサージの方にお願いして予約をとりました。
「ももが特にひどいので重点的にお願いします。」
と頼むと、かなり力のある方で、それはもうみっちりとほぐしてくれました。
ついでに肩も少し揉んでもらうと、とんでもなく痛い!がまん顔
でもおかげですごく楽になりました。

この後毎チェックポイントごとにマッサージをしてもらったのですが、
この人と90km地点の人が一番良かったですね。

出発しようと歩き出すと、痛みはあるもののすごく足が軽く感じられました。
さすがに歩き続けているとすぐにダメージが戻ってきますが、
それでも3~4kmは楽に歩けます。

出発して500mほど進むとカミさんから電話が。
くっぴーと一緒にもうすぐこちらに着くとのこと。
前半はこちらも体力があるので、
疲れてくる後半、特に深夜にサポートしてくれるように頼んであったのです。

次のチェックポイントまでの中間にあたる57km地点のコンビニで夕食をとろうと思っていたので、
そこで待ち合わせることに。

軽めの夕食をとり、足のマッサージをしてもらうとすごく楽になりました。
なにより精神的なものが大きかったと思います。
カミさんとくっぴーの顔をみたら、なんか力が湧いてきたんですよね。
実際、歩き始めると足が軽くなっていましたし。

ここまでちょっと元気が無くなってきていたのが、
二人と話せた事で戻ってきたのかもしれません。

ここで2%程あった疑いが100%の確信に戻りました。
絶対、完歩できると。

応援してくれる人や仲間のありがたさが身にしみた30km~57kmでした。


つづく。
 
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